よい題名が思いつかなかったので後藤君のをパクることとする。
僕がお世話になっているラボはとてもシステムがきちっとしていて、
どのような目的でどのような実験内容をどの期間でやるか(具体的な操作など)、
またどの試薬や機材(ビーカー、ピペットチップなどを含めて全て)を使用するかをフォームに記載し、
指導教員など全員の承認がないと実験を何も始めることができない。
これやってみよう!というような軽い思いつきで実験を自由に始めることはできないのである。
このシステムを理解するのに時間がかかり、今週はこのStudyPlanの作成と承認を得る作業で終わってしまった。
気を取り直して、せっかくの週末が来たので今週末はポルトガル第二の都市ポルトに出向くこととする。
ポルトは旧市街地区が世界遺産に登録されている。
世界遺産の街はどのようなものであるか楽しみに、宿泊先のあるギマランイスからポルトまでの移動には電車を選択した。
まず、朝ギマランイスの駅まで徒歩で向かう。宿泊先からは15分ほど。
電車のチケットは駅の窓口で購入(片道3.5ユーロ)。チャージ式のカードが必要なのでそれも一緒に買う。
ギマランイスからポルトまでの電車は全て自由席。
電車は3両で可愛らしい。電車に乗るときはドアにあるボタンを押して自分でドアを開ける。
発車ベルとかはなく、静かに動き出す。
改札はないので車内で検札が行われたが、チケットのアクティベートを乗る前にやらなくてはいけなかったそうで引っかかる。けどこれも優しさで許してもらう。
ポルトガルはやまがちなので、山肌に沿って電車は進む。自然豊かでディズニーのジャングルクルーズみたい。
途中川から湯気が出ていた。どういう原理なのだろうか。その川だけ温泉流れていたことにしておく。
ポルトに近づくほど人がたくさん乗ってきて、最終的には満員電車に。
1時間ほど揺られてポルトに到着。
ポルトの駅、サン・ベント駅は伝統的なタイルが並ぶ美しい駅。これも観光名所となっている。
駅の外に出るとすっかり観光客でにぎわっている。
次にドン・ルイス1世橋へと向かう。
下と上から。
写真で伝わると嬉しいが、とても大きな橋で高いところにかかっている。
ポルトは中心にドウロ川という大きな川が流れてり、それをつなぐためのもの。
川から一歩入るとそこは山がちな地形が待っているので、それに伴って大きな橋になっている、たぶん。
橋には電車も通っており、きちんとした柵などはないので真横を列車が通る。スリル満点。
対岸に渡ると、そこからは川沿いに並ぶきれいなポルト市街を一望することができる。
これはカレンダーの写真に選出されそう。
ここらへんで早速おなかがすいてきたのでお昼とする。
お昼はここ。
おしゃれマクドナルド。メニューなどは一緒であるが、
街の建造物がほぼすべて歴史的なものであるのでおしゃれなマクドナルドとなっている。
食欲を満たし、次に向かったのはボリャオン市場。
ここにはポルトガルの郷土料理、チーズや魚など様々な食材が並ぶ。
けど、地元のスーパーでもっと安く売っているかも、、?観光地なのでそういうものである。
そのまま歩き、今回とても楽しみにしていたレロ書店へ到着。
ここはハリーポッターシリーズの作者が第1作目を書き上げたときにこのポルトに住んでいて通っていたといわれる書店。
中に入るのに8ユーロのチケットを買う必要があるが、これは本を買うときにその分値引きされるシステム。
本屋として営業しているので、このようなシステムでないと観光客であふれ経営が大変だそう。
中に入るとそこは美しい映画の中の世界。
ここではポルトガル料理のレシピ本を購入。自炊に役立出よう。
そのあとはポルトの市街を散策して教会や美術館などをめぐる。
(写真がそれぞれどの教会かよくわからなくなってしまったので割愛)。
最後にこのポルトの景色とお別れして電車に乗ってギマランイスまで帰宅。
ポルト市街はアップダウンが激しく坂が多かったがいい運動になってとてもよい。
こんな美しい景色があるんだなと感激しながらまるで映画の世界にいたようなふわふわした感覚を味わった。
来週はクリスマスである。ついにポルトガル国外に足を運ぶ予定。
途中に出てくる、ハリーポッターの作者が通ったという書店がすごく印象深かったです。まるでオリバンダーの杖の店のような佇まいで、引き込まれました。
私はハリーポッター好きの彼女から、ハリーポッターの小説を1〜3巻まで借りているのですが(付き合う前から)、いつまで経っても読まないので、あの時借りたのは私に近づきたかったからなのか?というあらぬ疑いをかけられていて大変でした。風間さんも気をつけてください。
購入きたポルトガル料理の自炊ができたら、また投稿して頂ければと思います。よろしくお願いします。
今川さま、コメントありがとうございます。
実はわたくしもハリーポッターをきちんと見たこと、読んだことがありませんので、
USJの浅はかな知識のみですが、ハリーと同じ世界にいるようで魔法が使えるような気分でした。
交友関係のため小説を借りるテクニックは拝借させていただきたく存じます。
ポルトガル料理も練習を重ね、皆様にふるまえるよう精進いたしますので楽しみにお待ちください。