ポルトガルでは12/8(金)は聖母無原罪受胎記念日で祝日となっているため、今週末は3連休となっている。
遠出しようか迷ったが、今週到着したばかりであったし、やらなければならないこともあったので、
3連休で宿泊先のあるギマランイスを散策することとした。
12/8(金)
この日はタスクをこなすこととした。
ラボのWIFI環境で作業をしたくてラボに行こうか考えたが、安全上の理由で2人以上いないと休みの日はラボに行けないとのこと。
40人以上はラボに所属しているので誰かひとりくらいは来ているかと思ったが誰も来る予定はなかった。
家での作業が確定したのでまず家のWIFI環境を整えることとする。
家のWIFIが弱すぎるので以下のWIFI増幅器を購入。これで快適な作業環境を手に入れた。
12/9(土)
この日は午前中バスの定期券を作りにいく。
普通に乗ると片道2.6ユーロだが、定期券は3ヶ月で25ユーロ、学生のおかげで破格に安い(50%割引)。
夜は家から徒歩15分の競技場でサッカーの試合があったので行くこととした。
チケットはネットで購入、ヴィトーリア・SC(ギマランイス)対スポルティング(リズボン)であり、守田選手が所属しているのでアウェーのスポルティング席を選択。
スタジアムに到着。警察の人がたくさんいてびっくり。
入場の際に、飛行機に乗るレベルの手荷物検査と身体検査を受ける。モバイルバッテリーが引っ掛かり、捨てるか聞かれたがこの留学中に必要不可欠なものであったので、家まで帰り置いてくることに。
試合時間ぎりぎりで再び到着するも次は傘が持って入れないことがわかる。傘はあきらめて近くの草むらに隠し入場。
とった席はゴール裏の1番上だったので静かに見れるかと思っていたら、応援団のど真ん中を取ったらしい。人やばい。
みんな応援団の近くに集まり通路も人であふれているので自分の席には辿り着けず通路で観戦することに。
試合途中発煙筒が投げ込まれる。警察がいっぱいいたことに納得。
ポルトガル語でわからないけど一緒に盛り上がって応援。守田選手が活躍したおかげで日本人1人であったがファンの人たちにすごい受け入れてもらい楽しむ。
点が入るとみんなのテンションマックスになって、花火が打ち上がるし、椅子は破壊されるしマジでやばい、すごい。
これを見てこの試合は勝っても負けてもやばいことになると確信し、
試合を最後まで見たかったけど身の安全を優先して、試合時間75分くらいで帰宅。
帰って結果を見たらスポルティングが負けていたのであのまま残っていたらどうなっていたことかと思う。
すごい楽しかったしエキサイトしたけど、次来る時は必ず誰かと一緒にこようと誓う。
12/10(日)
この日はギマランイスの散歩に向かう。
ギマランイスはポルトガル発祥の地であり、歴史的な街並みが広がる。
まず初めにギマランイスの中心に行く。
「Aqui Nasceu Portuga(ここにポルトガル誕生す)」の文字が刻まれた、街のシンボルを写真に収める。
次に、ラボの人におすすめされた、ノッサ・セニョーラ・ダ・オリベイラ教会へ向かう。
12世紀に建てられたという。ちょうどお祈りをしており中の撮影はできなかったが、すごい歴史を感じる大きな教会。
ちなみにギマランイスの町並みは以下のような感じ。
ここに住んでると思うとすごい。ギマランイスは日本でいう京都・奈良のよう。
次はブラガンサ公爵館。
大航海時代を築いたエンリケ航海王子の異母兄にあたる初代ブラガンサ公爵ドン・アフォンソによって15世紀に建てられたそう。
中には様々な彫刻品などが展示されていたが、芸術の感性を持ち合わせてなく、すごい以外の表現が難しい。
教会もあり、きれいなステンドグラスも見ることができた。
最後にギマランイス城に向かう。
初代ポルトガル国王であるアフォンソ1世が誕生した場所で、10世紀に建造されたようである。
現在では城壁と何本かの塔のみ残っているだけであるが、日本の城とはまた違った味があってよい。
あいにくの雨でもあったので今日はこの辺で帰宅とする。
ギマランイスはとてもいい場所で、快適に過ごせてとてもよい。
ポルトガル語さえできたらもっと楽しめそうである。
P.S. 研究室皆さん誤送信お騒がせしました。動画のあげ方が分からずあげれなかったため、サッカー試合の臨場感を味わいたい方は誤送信のほうをご参照ください。
言ったことのない街の風景は興味深いです。是非いろいろ記録に残してください
今週末もどこかに行こうと思っているのでまた記録に残したいと思います!