この出張のひとつの目的が、脱細胞化材料を使ったバイオデバイスの開発についての共同研究の打ち合わせ。
その一環として、ラットの肝臓の脱細胞化手術を見学した。また、細胞包括ゲルファイバーの作製について実験を行い、作製法について教えた。
約1週間滞在したKing Faisal Specialist Hospital & Research Centreは、世界でもトップの年間の肝臓・腎臓移植数の病院で、ロボットを使った移植医療も世界のトップクラスの症例数。ちょうど生体間腎臓移植のロボット手術が行われていたので、手術室の見学をさせてもらった。
摘出した腎臓の処理を行っている横で、ロボットを使って摘出した後の処置がロボットで続けられており、処置中のドクターと話しをしながらの見学という、初めての体験をさせてもらった。
記念品をもらって、ドクターやお世話いただいた秘書さんたちと記念撮影。
サウジアラビアの伝統的な料理をだすレストランにて食事をとり(サウジでは伝統的には料理は床において、その周りに座って手を主として使って食べる)
中央の皿のパエリアのようなものの上にのっている肉の右半分はラクダの肉。
Dr.Asiri含めて食後の記念撮影。今後の共同研究に期待。
なお、サウジアラビアを訪れるにあたって、事前にいろいろと調べておいて学んでいたこと
○女性と気軽に話しては行けない
○写真を気軽にとっては行けない
○半袖・半ズボンはダメ
などいずれも警察に捕まるかもしれないと書かれていたことは、ここ3年で大きく変わり今はどれも大丈夫とのこと。王様が若い人に変わったのを機に、その若い王様が旧来のそのようなことを変えたとのこと。
他国の文化はおもしろい。