9-10日目

パリを出発してアミアンに向かった。アミアン方面に向かう列車は自由席で、トランクを置いておくところがなかったため2席占有してしまい不安だったが、乗客は少なかったので安心した。座席が一部崩壊しているのに驚いた。

アミアン行きの電車
壊れた座席

アミアンに向かう間はのどかな田舎の景色を楽しんだ。

パリからアミアンに向かう車窓の景色

アミアン駅につくと、正面に非常に高い建物があった。建物の上部は霧に包まれており、どこまで高いのか分からなかった。聞くところによれば高層階は高級ホテルになっているらしい。夕方にはピンク色にライトアップされて妖しく光っていた。

アミアン駅前の摩天楼
夕方のライトアップ

駅の近くで昼食をとるため、レストランに入った。私はバーガーを、教授たちはタルタルステーキを食べた。バーガーは非常に肉厚で美味しかった。

バーガー
タルタルステーキ

ホテルにチェックインし、トランクをホテルに置いた後、夕食にホテル近くのマクドナルドのハンバーガーを食べた。こちらのマクドは大きなタッチパッドでメニューを選択する方式で、日本語対応しているため日本人にも簡単に使える。この電子メニュー下でクレジットカード決済もできるし、レジまでレシートを持っていき、現金決済もできる。

マクドの電子メニュー

次の日は朝からピカルディ・ジュール・ヴェルヌ大学Université de Picardie Jules VerneのIUT(Institut universitaire de technologie)を訪ね、発表を行った。クレルモンでの発表時よりも少し落ち着いて発表出来たと思うが、うまく伝わったか不安な部分はある。もっとスピーチに慣れていきたいと思った。発表後「すべてを理解したわけではないが、非常に面白い発表だった」と言いに来てくれたので少しは救われた。

発表後はIUTの方々と昼食を取った。私以外の全員がビールを頼み、私はコーラを飲んだ。こうした場でアルコールを飲める人間になりたいが、アルコールにめっぽう弱いクソザコ体質なので酒は夕食に持ち越させていただいた。昼食にはステーキとフライドポテト、サラダを食べた。この国ではフライドポテトが良く出てくる。食後はエスプレッソを飲んで目を覚ました。

食事とエスプレッソ

食後はIUTの施設を見学した。多糖やタンパク質などの高分子を抽出、精製する際のろ過装置や、抽出した後に分析する測定機器などが山と置いてあり、興味深かった。

IUTの機材

大学構内を走るバスは電気で動いており、充電ステーションがある。ナカナカ近未来的な見た目だった。

電気バス

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