14日目(最終日)

最終日、遂にフランスを出国する日がやってきた。朝早く起き、ホテルを出てシャルルドゴール空港行きの電車に乗ろうとしたところ、なぜか電車が動いていなかった。

振り替え輸送のバスに乗るため、SNCF本社近くまでトランクを持って走った。バスに乗ってからはスムーズに空港まで行き、無事搭乗時刻2時間前に空港に着けた。

無事帰れると思いきや、今度は空港の預け入れ荷物の列が動かない。しかもこの後に続く出国手続き、手荷物検査も長蛇の列だった。搭乗時刻はとうに過ぎ、出発時刻が近づいてきた。さすがに焦っていると、手荷物検査で引っかかってしまう。同じトレーにPCやパスポート、バッグを全部置いたのがまちがいだったらしい。手荷物検査が終わると出発時刻を15分オーバーしていた。運命を受け入れる心の準備をしていたが、最後の悪あがきで搭乗ゲートまで走った。搭乗ゲートはまだ開いていた。ラストコールだった。

やっと一安心で航空機に乗り、13時間のフライトを楽しんだ。水を買えなかったのと機内の乾燥でエコノミークラス症候群になる危険もあったが無事台北にたどり着いた。

機内食

航空機が遅れたため台北の空港内では何も買えず、急いで搭乗手続きをして乗った。台北-関空 間はガラガラで開放的だったが、機内食やら何やらで眠れず。

台北-関空 間の機内
機内食

無事関空に到着し、教授や友人と別れた。14日間という長い旅の間、海外に慣れていない私は他人の手を借りっぱなしだった。

教授や友人だけでなく周りの人は親切にしてくれ、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

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