これから3つの記事では、ポーランドのワルシャワにて開催されたBiofabrication2025 への参加報告を行います。
まずは北京トランジット編です。
今回利用したのは中国国際航空 (Airchina) という航空会社で、11万6376円で関空-ワルシャワショパン空港の往復航空券を購入することが出来ました。
出発は9/13 (土) だったのですが、その2日前にはロシアのドローンがポーランド領内に侵入してワルシャワ付近にまで近づいたために空港が封鎖されたりしていたため、予定通りにいかない予感がして少しだけワクワクしました。
ただ、中国の航空会社ということでロシア領空内も飛ぶことが出来るので、万が一でも間違えて撃ち落されないかどうかだけは少し不安でした。が、後々考えてみると中国の旅客機をロシアが間違えて撃ち落しでもしたらとんでもない大ごとになるから流石にめちゃくちゃ慎重になるはずだろうと思って、むしろ今一番安全なのは中国の旅客機なのだと後々理解できました。
3時間かけ、北京首都空港に到着し、14時間のトランジットが始まりました。
トランジットで市内に出る分にはビザを申請する必要がないらしいので、14時間のうちに北京を満喫する予定にしていました。
中国では政府によって厳格にネットが規制されているため、Googlemapの代わりに百度地図を使う必要があったり、オンライン決済にはWechat payやAli payを使う必要があったりと、これまで訪れたことのある国の中でも異質な国であることを実感することを実感しました。
まずはAirport expressという電車で市内まで移動しまして、この支払のためにWechat payのデビューを果たしました。

Airport expressの中や、地下鉄の車内は予想外に静かでしたが、全体的にほんのり臭かったです。

北京の地下鉄は、大阪よりも断然複雑にいりくんでいました。

地下鉄に乗り、天安門広場の南方にある門から南に向かって1 kmほど伸びている前門大街と呼ばれる大通りにたどり着きました。車は乗り入れることが出来ずに歩行者天国になっていて、道に面して両側に店が連なっているので、見ながら歩くだけでも楽しめました。また、ほとんど外国人の観光客がいなかったのは驚きでした。

色々見ながら歩いていて、あんまり見たことなくて面白いなと思ったのは、動くおじさんと龍のオブジェクトでした。
おなかがすいてきたので北京ダックの店に入りました。
店の名前は、「全聚徳烤鴨店」、なんて読むのかは知りませんが、北京ダックで有名な操業1864年の老舗なようです。


内装は豪華で、北京ダック自体も身の部分と付け合わせは美味しかったです。
しかし、皮目は脂っこすぎて、食べた後はがっつり胃もたれしました。
期待していた北京ダックの味を超えることはありませんでしたが、本場で北京ダックを食べることが出来たのは良い経験でした。ちなみに、値段は北京ダック+ジャスミンティーで9000円くらいでした
その後は、コーヒーが飲みたくなったので謎のコーヒー屋に入ってみました。

中は行列が出来ていて、暑苦しかったです。
何処でどうやって注文をすればよいのか分からずうろちょろしながら周りの人を観察していると、みんなスマホを見てモバイルオーダーで注文しているようでしたので、QRコードを探し出しててきとうにアイスコーヒーを頼んでみました。数字で分かるのは、サントリーのウーロン茶のCMで覚えていた、いーあーるさんすー(1, 2, 3, 4) だけでしたので、そのうち注文番号3桁に含まれていた「2」だけを何とか聞き取って、自分のアイスコーヒーを受け取ることが出来ました。
回復した後、北京の中心から少し北西部にある「頤和園」というところまでタクシーで向かいました。
飲みかけのコーヒーカップを持っていたので、乗り込む際には怒られないかびくびくしました。
渋滞には捕まりましたが、1時間弱で何とかたどり着きました。
どういう歴史的価値があるのかは全く知りませんが、建物は首里城みたいだなと思いました。
登っていくと、景観を一望できるほど高くまでたどり着くことが出来ました。が、あまりに登山過ぎたので、先にこの情報を知っていたら来ては無かっただろうなと思いました。
途中、北朝鮮の平壌出身だというおばさんに「handsome」と言われましたので、大変気分が良くなりました。


夜ごはんの時間になってきましたので北京の中心地に帰ってきまして、次は「王府井歩行街」というところにやってきました。ここも歩行者天国になっていて、ビッグベンのパチモンみたいな建物もありました。

ショッピングモールに入り、いろんな食べ物屋を見てみましたが、どこもかしこも辛そうすぎて中々店を選べず、結局、回転しゃぶしゃぶ屋なるものに入店しました。

こわもてのおじさんが翻訳アプリを駆使して注文を聞いてくれました。
初めに選んだ種類のスープで満たされた鍋を目の前においてもらった後、横にあるたれを取るんだというようなことを言われたような気がしました。


目の前には謎の食材たちが流れていました。
ナゲットみたいなやつ、スイカ、トマト、麺、お菓子など、バラエティ豊かです。
しかし、ゆでて食べるべきなのか、そのまま食べるべきなのか区別のつかない食べ物も多くあります。
様子をうかがいつつ、食べられそうなものをポイポイと鍋に放り込んでいきます。
どれもこれも、めちゃくちゃ美味しいわけではなかったが、食べることはできる。という感じでした。
食べることをさぼっていると、翻訳アプリを駆使して、「もっと食べなさい」のようなことを言わるので、注意が必要です。
これが中国スタイル。(知らんけど
以下は、おばちゃんに勝手におかれた謎のオレンジの食べ物です。
まずかじりついてみたところ、これはゆでてから食べるものだと直感が教えてくれましたので、鍋に放り込んでみました。
このままなべ底に沈めて逃げ切ろうかと迷いましたが、出されたものは食べねばいけません。
恐らく5分以上ゆでて、食べてみました。
しかしますますこれが何なのかは分からななくなりました。

今度は入り口で相手をしてくれたこわもておじさんが翻訳アプリを片手に近づいてきて、またもっと食べろと言われるのかと思っていたら、「なにか助けは必要ないか」みたいなことを言いに来てくれただけでした。
おばちゃんもおじさんもみんな優しいお店でした。
最後にしいたけが単独でレーンを回る姿を見送り、お店を出ました。

あとは、空港までAirport expressで戻り、ワルシャワまでの飛行機に乗り込みました。
来る前、中国についてあまりいい印象を持っていなかったのですが、今回の短時間のトランジットでも抱く印象が大きく変化しました。この印象は、もっと長く滞在したらまた変化していくものだとも思いますが、やはり現地に行って実際に見てみることの重要性を再認識することが出来ました。