M2の皆様、修論発表お疲れ様でした。
修論発表が終わったであろう頃、研究所の周りを散歩していると牛が近くまで来ていたので近づいて写真を撮ってみる。
柵とかはなく地下で見れてよいが、じっとみられて少し怖いのでサッと距離を取る。
山の中なので自然がいっぱい、とっても良い空気。
最近は日が伸びてきて、以前は真っ暗であった7時ごろも今では太陽の出た良い朝になる。
さて週末、大学の春休みを利用してフランスに短期研修に来ていた妹が、
数週間の研修後にポルトガルによるとのことでリズボンで落ち合う。
ギマランイスからの行きは1日1往復だけあるリズボンへの直行電車で。
先頭まで行き写真を撮ると旧駅舎を発見する。
いつも週末の予定を立てる際、早くても2週間前で安さから2等車を取っていたが、
今回は1ヶ月程前にチケットを押さえたので早割が適用され、2等車よりも安い価格で1等車を取ることができた。
2等車では2-2の座席だか、1等車は1-2の座席配置なので広々。席もふかふかでコンセントもありとっても快適である。
そして何と言っても静かで治安が良い。
直行便とはいえど、4時間半かかってリズボンに到着。この日はこのまま就寝。
次の日朝からリズボン観光をする。
観光に使用したのはリズボアカード。
このカードは最初の使用から24時間、近郊列車・バス・トラム・地下鉄などがすべて乗り放題である上に、
様々な観光名所において、無料または割引価格で入場することができるすぐれモノ。
まず向かったのはサンペドロデアルカンタラ展望台。
展望台に行くまでには坂下から上までケーブルカーがある。
リズボン (リズボンにかかわらずポルトガルは全体的に)山がちであるので、
少し山登りをするときれいな景色を多く見ることができる。
下に見えるのはロシオ駅というターミナル駅。
次に中心部まで少し歩きトラムに乗ってベレン地区に向かう。
ベレン地区にはいくつかの歴史的な建造物がある。
その中でもまず向かったのはジェロニモス修道院。
大航海時代の富をつぎ込んで建築されたマヌエル様式の最高傑作。
以前来た際は時間がなく入れなかったので今回はリズボアカードを使い無料で入場。
中に入ると繊細な彫刻と美しい中にはが広がる。
先週は動物と戯れていたので歴史的な建造物での感動は久しぶりの感覚。
外には公園が広がりそこからの外観もよい。
隣には教会もあり、バスコダガマのお墓があった。
少し歩くとベレンタワーが見える。
リズボンの安全を守るための塔。海と河口を行き来する船籍の監視用。
これも前回高波により中には入れなかったので終了時間ぎりぎりであったが入場する。
監視塔名だけあり河口全体がよく見える。水平線と沈みかけの太陽がいい感じ。
夜はポルトガルの民族音楽・ファドを聞きながら料理をいただけるお店へ。
ポップな音楽というよりはしんみりな雰囲気であったがとてもよい。音楽は世界をつなぐ。
次の日、リズボンで有名な歴史的トラムにのる。
かわいい。これで坂をぐんぐん上るのですごい。
坂を途中まで登り、リズボンを一望できるサンジョルジェ城へ。
ここらへんでリズボン終了。
前回行けなかったところに行け、ファドも聞くことができて大満足。
リズボンを満喫することができた大満足な旅。
次回はポルトガルの水の都・アヴェイロへ。
ーおまけー
住み始めて二カ月以上たつが、ギマランイスにて初めてレストランに行く。
おしゃれなパスタがレストランにしてはお手軽な値段(11€くらい)。
7upを注文したつもりが伝わっておらず、予期せずにお酒が出てきたが、オレンジ系でとてもおいしかった。
Aperol Spritzというらしい。7upとの互換性はなさそうだけれど、これもまた偶然の良き出会い。