7-8日目

クレルモンを離れパリに向かった。パリに着いた後すぐに昼食を取った。パリは物価が高いが良心的な店で、スモークサーモンのパニーニとケーキを食べた(8.9€)。スモークサーモンとチーズの組み合わせは絶妙で、日本に帰っても食べたいと思う味だった。

パニーニとケーキ

クレルモンでは日本円をユーロに両替できなかったため、パリにいる間にしておこうと両替所に向かった。途中、日本料理店が立ち並ぶ通りがあり、そこではカツ丼や鍋焼きうどんが売っていた。MERSON両替所がレートがいいとのことだったので、両替所で10万円を690.65€に換金した。

日本料理屋

地下鉄でパリ市内のホテルまで移動し、荷物を置いた後に凱旋門を見て回った。非常に混雑しており凱旋門の上には登れなかったが、近くで見るだけでも非常に迫力があり、満足した。その後は市内を見て回りながらエッフェル塔に向かった。エッフェル塔近くでは数多くの露天商が立ち並んでいたがほとんど同じものを売っていたのが印象的だった。

凱旋門
エッフェル塔

夕食はパリ市内の日本料理店に入り、寿司を食べた。店内は美しく、キッコーマンの醤油が置いてあった。フランスでは醤油と言えばキッコーマンらしく、他の日本料理店やスーパーマーケットにも同じ醤油が置いてあった。カリフォルニアロール、サーモン丼を食べたが生臭さはなく、美味しかったが米は少し硬かった。焼き鳥は炭火の風味がしてこれまた美味だった。驚いたのはその価格で、2人で42.8€(6,000円ほど)もかかってしまった。

カリフォルニアロール
サーモン丼
焼き鳥

次の日は航空宇宙博物館に行くためにパリ東駅近くでまず朝食を食べた。コーヒーとクロワッサン、フランスパン、ジャム、オレンジジュースで6.9€という良心的な店があった。フランスではパンやケーキは比較的安いようだ。

パリ東駅からバスで30分程行ったところにル・ブルジェ航空宇宙博物館がある。ここには航空事故調査を行うかの有名なBEAがあり、そのたたずまいを見ることが出来た。

博物館内は非常に広く、航空機黎明期の作品から第一次大戦で活躍した複葉機、第二次大戦のレシプロ戦闘機、果てはジェット戦闘機やミサイル、宇宙ロケットまで様々な国籍の機体が幅広く展示してある。特に、超音速旅客機コンコルドも2機展示してあり、その美しい機体の内部を見られた。

コンコルド
コンコルドの窓、はがきサイズ

3時間ほどの短い時間ではあったものの館内を全て回れ、世界をけん引した欧州の航空技術の変遷をたどることが出来た。航空博物館は日本にはあまりなく、ヨーロッパに行く際にはぜひ行きたいと考えていたため非常にいい経験になった。

Breguet XIV A2(上)&Voisin 10 CA2(下)
Focke-Wulf Fw 190 A-8 “アントン”
Fi 103 “V-1”
Douglas A-1 Skyraider
アリアン5

夕食にはカルフールで購入したテリーヌとHarengs(ニシンを塩漬けにしたオランダ料理)をバケットと共に食べた。ホテルに電子レンジがなかったためシャワーで湯煎して食べることになったが、非常に美味しかった。ここでも持ってきた箸が役に立った。

バケット(1€)
テリーヌ
ニシンの塩漬けHarengs

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA