1日目、保安検査で鍵とPCが引っかかった(カバンから出して見せてOKに)以外は3時間程度のフライトで無事滞りなく台北に到着した。途中で食べた機内食はナカナカのボリュームがあり、おなか一杯に。また、機内映画では今年大ヒットを飛ばした某米海軍プロパガンダ映画を鑑賞した。聞くところによればどこの航空会社もこぞって放映してるという話らしい。トランジットで降りた台湾は入国が不可能なため、ガラガラの空港内を彷徨ってタイ料理の軽食を食べた。
春巻きは日本で食べる春巻きと同等に美味しかったがココナツミルクはほぼ水同然で、なんだか損した気分。
台北でのトランジットは8時間で空港待機のため、憂さ晴らしに空港の中を散策した。黒松という飲料会社の自販機が多くあり、某野菜ジュースや某レモン飲料に似たジュースが売っていた。
その後は散策にも飽き、充電できるコンセントを探すのに休憩所を転々としたがあまり見つからない。最終的に行き着いたのは空港2階のマクドナルドだった。
どこで食べても同じ味、コンセント付きの席のありがたみをかみしめた後、台北を出発した。出発の際、自分の席に知らない人が座っていて当惑した。席を変わってくれだか別の席が空いてるだかでCAと揉めていたが、しぶしぶ自分の席に戻ってくれて一安心。
出発した直後、機内から見える台北の夜景はとてもキレイで、無事出発できた安心もあり寝てしまった。しかし、離陸して1時間ほどたって機内食が配られ起きることに。日本時間で午前2:30に配られた機内食はかなりのボリュームで流石に完食するのに難渋した。しかし、外国での英気を養うため完食し、再度寝た。
窓側席をとってしまい、完全に失敗したと思ったが睡眠には体をもたれかけやすい窓側が良いように思われた。水をあまり飲まなかったからか、トイレは14時間のフライトで1度しか行かなかった。エコノミークラスでは通路側席の前を通るためには隣の人にどいてもらう必要があるため、トイレの心配がある人はやはり通路側が安定だと思われる。
フライト開始後11時間で再度機内食が配られた。「ポークライス」という食事を選択したが、思っていたのとは異なり、おかゆだった。地元で食べる味に近くて安心感があり、これも完食。機内食特有の謎パンは当然ついていた。
長時間フライトで参ると思ったが半分以上は寝ていたのでそこまで苦痛ではなかった。しかし、シャルルドゴール空港での入国手続きでは満員の人間が列なき列をなしており、全く前に進まなかった。混雑の原因はCovid-19と戦争とが関係してると考えられた。ガラが大きな外国人に圧倒され抜かされつつ、3時間の後に入国審査を終えた。
入国後、空港からパリ市内へ走る列車に乗り遅れた。そのため、一人でGare du Nord(パリ北駅)に行った。後で聞いた話だが、空港からの電車はあまり治安が良くないらしく、特に各停には乗らない方がいいらしい。治安が悪いからなのか、私が乗った各停電車には白い紙に包まれたクソが散乱していた。無事Gare du Nord駅に着いた後、雨が降りしきるパリ市内を薄手の服でbercy駅まで歩いた。bercyからClermont ferrand駅までの電車は売り切れだったため、パリ市内で3時間近く待機する羽目に。入国審査で手間取った分が後を引く結果となった。bercy駅周辺のバーガーショップでハンバーガーを頼んで小腹を満たした。いくら美味しいとはいえ、ハンバーガー単品で1,000円越えする物価や、購入した炭酸水(味無し)で3.5€(=当時486円)というのも驚いた。
bercyからClermont ferrand駅までは3.5 hだが、遅延やら何やらで結局夜に駅につき、その日は疲れ切ってすぐ床についた。