さて、波乱万丈の帰りの帰路である。
まず前日にAirAsiaからメールが来る。
2本目のクアラルンプールから関西空港のフライトが4時間ほど遅れると連絡が来る。
ここでトランジットが7時間半となることが決まる。
一人での旅で、空港のそこら辺で寝て荷物ごっそり盗まれるのが怖く、これは寝れないなと思い、せっかく乗り継ぎに7時間もあるので課金してトランジットカプセルホテルを予約してみた。
空港内にある簡易的なホテルで、安全に寝るには十分。これで、しっかり寝れるなと思い次の日へ。
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帰国の日プーケットの旧市街からバスに乗り、空港へ向かう。
しっかりと空港に3時間前にはつき、ご飯を食べ搭乗手続きを進める。飛行機の座席が真ん中であったので、余ったタイバーツで課金して通路側か窓側に変更できるかと思い交渉してみるが予算オーバーで断念。
まあ、トランジットホテルで寝られるから良いだろうと思い、お礼を言ってそのまま出国審査を済ます。
搭乗時間の15分前まで何も案内がなかったが、急に搭乗口変更と遅延のお知らせが来る。
まあ1時間くらいかなと甘く見ていたらなんと4時間の遅延。おお、たまたま2本目の便が遅延であったので、航空券を変える必要はなく手間暇はないからいいか。トランジットホテルは無駄になりそうだなぁ、4時間はしんどいなぁ、などと思いながらひたすらに待つ。
出発1時間前くらいに2度目の搭乗口変更が入る。これを見て、お、今回は飛びそうだなと確信し、新たな搭乗口に向かう。
搭乗口では遅延のお詫びでサンドイッチとジュースをもらう。
とってもいいね、これは夜ご飯として機内でいただく。
遅延と搭乗口変更のおかげで、バスで機体まで行くこととなり、その恩恵で間近でカタール航空、エミレーツ、大韓航空の期待を見れたので個人的には満足である。
これだけ遅れると国民性がすごい出るなぁっと、待っている間に人の観察をしながら思う。
マレーシア、タイ系の人は譲り合いながら列を作るし、日本人は列の結構後ろの方に固まっている。ヨーロッパ系の人は機内で、やっと出発できるね!マーレシアの有名な観光地どこ?などと知らない隣の人に話しかけているし、とても面白かった。
19:10離陸予定が、23:30に無事離陸。
真ん中の席であったが、両隣が小柄な女性だったので窮屈な思いをせずにフライトに挑むことができた。
無事に到着し、せっかく取ったのだからとトランジットホテルに向かってみる。とても快適な空間。ここで1時間半くらい寝れればだいぶ回復するなと思いながら寝た。するとなんとびっくり、起きたら5時である。ちなみに出発は5時25分。飛行機の出発時間はその時間までに行けばよいのではなく、その時間にゲートを離れるという意味なので、、、まあとりあえず最悪の目覚め+ここにきて1番の山場を迎える。
とりあえず荷物を適当に持ち搭乗口までダッシュ。
途中で手荷物検査が入り、無理かもしれないと思いながら走り続けるとなんとまだ搭乗手続きが始まっておらず命拾いする。本当に助かった。逆になぜ5時に目が覚めたのか全く分からないが、あのまま目覚めなかったらと思うと怖いばかりである。
なんだかんだで13:00すぎ(予定は9:00)に関空に到着。
無事に日本に帰ってこれてよかったと思う帰国の途。
これにてプーケット学会参加編はおしまい。
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最後に、クアラルンプール空港でお土産を買おうと思っていたが、飛行機寝過ごし未遂大ドラマが待っていたため、お土産はございません。大変すみません。