8th ICNB, Phuket, Thailand – 学会編-

さて、いよいよ学会に参加する日。

朝早くホテルを出てみるとなんとそこには朝一が広がっていた。

昨日までは何もないただの道路だったのに、車が入れないようになり、日用品から食材、服まで大量に売られている。

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活気があってとってもいい。朝から元気をたくさんもらう。

今回の学会の会場は高級そうな中心部に位置するホテル。

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前日に受け付けは済ませており、参加証に加えてカバンなどをもらった。が、帰りは荷物を減らさなくてはいけないんだったなあと思う。

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学会は大きなものでないのでホテルのロビーにちょこっと案内がある。

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会場はホテルの3階。3つの部屋で並行してセッションが行われる。

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参加者は想像よりもだいぶ多国籍であるが、日本・中国・台湾が多い印象。

発表は15人くらいの人が聞きに来てくれ、最近今回の学会よりも緊張する発表があったからか全く緊張せずにいつも通り話すことができた。

セッションでは、初めて国際学会で質問もしてみた。

最近英語を話す機会が少なく、その上頭の中に韓国語が混ざりだしたので少し不安であったが意外といけるものである。

夜にはDinnerがあった。

席は自由であったので、日本人がいなそうなテーブルに行ってみる。

システムは中国スタイルの円卓で、おいしいタイ料理が出てくる不思議な感覚であったがいろいろな種類をいただくことができた。

ビールは少しでもなくなるとすぐに継がれるハードなわんこそばスタイル。

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同卓にいらっしゃった中国の先生はAISTで20年間働いていたらしい。

日本の好きな場所などいろいろ話すことができた。

席の両隣はポーランドの方で、Ph. Dの学生であったので、卒業要件など話してみる。

ポーランドではPh.Dをとる際に論文ではなくて本のようなものを執筆する必要があるらしく、早くて4年、長くて6年はかかるそう。

論文よりも想像がつかなくてとっても大変そう。

なんやかんやで解散し、学会への参加が終わる。

今回の学会はナノマテリアル系の発表が非常に多くあまりなじみのない分野であったがとても興味深かった。

教授などよりも修士・博士の学生が中心となり発表している印象であったので、国際学会の敷居が高いなと思っている方にはとてもよいかもしれない。

賞は残念ながらいただけなかったけれども、学生最後?の国際学会とても良い経験であった。

次回は少しばかりプーケットの街について。

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